先日、初めて三親等以内の身内を亡くすという経験をしました。亡くなる半年以上前から少しずつ覚悟してきましたが、実際に訃報を聞くと堪えがたいものでした。
祖父が亡くなる前から亡くなってから1週間後までの心理状況の推移は次の通りです。亡くなる前は心の中で「きっと復活するだろう」と思うなど楽観的なものでした。亡くなる直前になると「下顎呼吸」が始まり楽観が悲観に代わり、祖父の死は勿論の事、自らや親兄妹、ペットの将来の死に対して恐怖を覚えるようになりました。亡くなった直後は祖父に対して悲しみや「もっと長生きしてほしかった」と憤りのようなものを覚えました。通夜および告別式、火葬、収骨時にはとにかく悲しみが大きく、涙を抑えることが困難でした。収骨までの儀式が一通り終わると今度は虚無になり、1週間後には完全に平常回帰しました。祖父の死を乗り越えて精神力が少し強くなったと感じました。
始めて死と向き合って変わった事
始めて死と向き合った事で考え方が少し変わりました。
これまで「人生は消化試合で如何に楽な最後を迎えられるかが重要である」と考えてきました。しかし、人間いつ死ぬかわかりません。明日車に轢かれて死ぬ可能性もゼロではありません。なので「最後を考えるのも大事だが今も楽しむべき」という考え方に代わりました。
今を楽しむために、小学生の頃に見に行ったサーカス「Kooza(Cirque du soleil)」(ダイハツ クーザと言えばわかるかもしれません)のDVDをAmazonで購入しMeta Quest2をPCに接続し寝っ転がりながら視聴しました。

お金を貯めて本場に見に行きたいと思います。
それから、筆者は現在会社正社員で「会社に人生を左右される立場」にあります。属している限りは社会的資本があるので会社員は決して悪いものではありませんが、何らかの事由でその立場を失う可能性が常に付きまといます。このような不安定な立場をずっと続けるのは良くないと思い、より一層資産形成に励もうと決意しました。現在ポートフォリオ全体で含み損が70万円あります。
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